現場は屋外の配管工事を行なっていました。
下水や雨水、水道の配管を行っています。
これを先に行うことにより、作業用の仮設足場をとったあとの
外部作業が速やかに完了します。
特に今回のように外壁が塗り壁などの左官工事の場合に
どうしても足場をとるのが遅くなってしまうときには、
屋外の配管工事を先に行うことは有効です。
明日には水道のヘッダー配管を行なってあさってには土台を敷きます。
もうすぐ上棟なので、少し作業があわただしくなってきました。
大工さんが墨出しといわれる作業を行っています。
基礎(15cm)の上に土台(12cm)を敷いていくときに土台の
位置を出していきます。
基礎の時にも当然、位置を出して作っていますが、どうしても
若干のずれはあります。
(もちろん基礎の上には土台はのっていますが・・)
その為、この位置だしが必要になります。
この後、土台を敷き並べていきます。
上棟のときに組まれる材木が搬入されました。
この材木はまだ2階の床までの材料で、上棟の当日に
残りの材木が入ってきます。
ちなみに今朝現場に行くと少し雪が積もっていました。
上棟日は暖かくて良いお天気になって欲しいものです。
いよいよ棟上げです。
途中曇ったりもしたのですが、暖かく風もなかったので
作業をするには絶好の日和でした。
それにしても道路側から見ると4寸(12cm)の柱が91cm間隔で
立っているため、とても木が多く思った以上に頑丈な感じがしました。
施主様も一日で建物の形ができることに驚かれながらも
頑丈そうな骨組みに喜んで頂けました。
最初、レッカー車が坂道の勾配がきつい為、据付けることが
できないというトラブルもあり、どうなることかと
ヤキモキしましたが、なんとか据付けを行なうことができました。
それまでの間、大工さんが手で梁を組んでくれていました。
『4寸の柱や梁は重いわ。』とぼやきながらも軽快に
組み上げてくれてました。
おかげで無事、棟も上がり上棟式を行なうことができました。